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2023年6月の法改正以降、bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料や送金の制限が変更され、多くのユーザーが戸惑いを感じています。
実は、手数料を抑える方法や、送金制限を回避する正しい手順がありますよ。
4年以上の暗号資産(仮想通貨)運用経験を活かし、最新の対処法と注意点を徹底解説します。
ビットフライヤーの出金手数料【2024年最新版】
ビットフライヤーから暗号資産や日本円を出金する際には、いくつかの手数料が発生します。
出金方法や金額によって手数料が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
日本円の出金手数料・銀行別比較
ビットフライヤーで暗号資産を日本円に換金し、銀行口座へ出金する際の手数料は、以下の条件で決まります。
「銀行口座へ出金する際の手数料」 | ||
---|---|---|
出金先が三井住友銀行の場合 | 3万円未満:220円 | 3万円以上:440円 |
その他の銀行の場合 | 3万円未満:550円 | 3万円以上:770円 |
このように、出金先の銀行と金額によって手数料が4段階に分かれています。
暗号資産ごとの送金手数料
ビットフライヤーから他の取引所やウォレットへ暗号資産を送金する際の手数料は、通貨ごとに異なります。
主要な暗号資産の送金手数料 | |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.0004 BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.005 ETH |
リップル(XRP) | 無料 |
注目点はリップル(XRP)の送金手数料が無料という点です。
>>>リップル(XRP)は100万円になる?将来の価格と裁判に注目!
主要な取引所の手数料比較
次に主要な取引所と手数料を比較してみましょう。
取引所 | ビットフライヤー | コインチェック | |
---|---|---|---|
日本円の出金手数料 | 220円〜770円 | 407円(一律) | 無料 |
ビットコイン送金手数料 | 0.0004 BTC | 0.0005〜0.016 BTC | 無料 |
イーサリアム送金手数料 | 0.005 ETH | 0.005〜0.16 ETH | 無料 |
リップル送金手数料 | 無料 | 0.15 XRP | 無料 |
総合的に見ると、GMOコインが最も手数料が安く、次いでビットフライヤー、コインチェックの順となっています。
さらに1回のまとめて実施することで、手元に残る額は多くなります。
もし今後も暗号資産の取引が多い方は出金や送金手数料が無料の『GMOコイン』の開設を検討されてみてください。
プロが教える手数料節約のコツ
ビットフライヤーでの出金手数料を最小限に抑えるために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 三井住友銀行口座を活用する
- 出金をまとめて行う
- 暗号資産の特性を活用する
①三井住友銀行口座を活用する
日本円の出金先として三井住友銀行の口座を使用すると、他行と比べて最大330円手数料を抑えられます。
新規に口座開設することも検討する価値があります。
②出金をまとめて行う
3万円未満の出金を複数回行うと、その都度手数料がかかってしまいます。
可能な限り3万円以上でまとめて出金することで、手数料の総額を抑制できます。
③暗号資産の特性を活用する
他の取引所に資産を移動する際は、送金手数料が無料のリップル(XRP)を活用するのも一つの方法です。
>>>リップル(XRP)は100万円になる?将来の価格と裁判に注目!
ビットフライヤーからの出金方法を画像付きで解説
スマホでもPCでもアプリで銀行口座登録はできないので、ブラウザから登録をします。
手順は以下の通りです。
- ビットフライヤーにログインをする
- メニューから「入出金」をクリックする
- 出金から「銀行口座を登録する」をタップ
ここからはスマホで行えばOKです。
アプリを開き、「入出金」→ 「銀行口座へのご出金」をクリックしてください。
出金する銀行を選び、出金する金額を入力して、申請を完了させてください。
出金は完了です。
【トラブル解決】海外取引所への送金ができない時の対処法
2023年6月の改正資金決済法により、bitFlyer(ビットフライヤー)では一部の海外取引所への暗号資産の送金が制限されています。
この制限は「トラベルルール」と呼ばれる規制に基づいています。
トラベルルールとは、マネーロンダリング対策の一環として、暗号資産の送金時に送金者・受取人の情報を確認・通知することを義務付けた制度です。
この規制により、以下の国・地域に所在する取引所への送金には制限がかかっています。
<主な対象国(一部抜粋)>
- シンガポール
- アメリカ合衆国
- 香港
- イギリス
- ドイツ
- 韓国
- アラブ首長国連邦
例えば、シンガポールに所在する「MEXC」取引所へは、bitFlyer(ビットフライヤー)からの直接送金ができません。
一方で、以下の取引所は制限なく送金可能です
・KuCoin(セーシェル) ・Bybit(セーシェル) ・Bitget(セーシェル)
なお、海外取引所への送金を行う場合は、メタマスクなどのプライベートウォレットを利用することで送金をすることができます。
>>>【初心者も安心】Metamask(メタマスク)の使い方・始め方を完全解説
【要注意】国内取引所への送金制限と解決策
2023年6月の法改正により、bitFlyer(ビットフライヤー)では一部の国内取引所への暗号資産の送金ができなくなっています。
bitFlyer(ビットフライヤー)から送金できない日本の取引所は以下の通りです。
bitFlyer(ビットフライヤー)は「TRUST」という情報通知システムを採用していますが、上記の取引所の多くは異なるシステム「SYGNA」を使用しています。
そのため「SYGNA」を採用する取引所へ直接送金ができません。
ただし、以下の代替手段があります。
①海外取引所経由での送金
→Bybit ・Kucoin ・Bitget など、bitFlyer(ビットフライヤー)から送金可能な海外取引所を経由して、目的の国内取引所に送金方法です。
②プライベートウォレットを使っての送金
→メタマスクなどのプライベートウォレットを使っての送金が可能です。
なお、海外取引所から国内取引所への入金については、トラベルルールによる制限はありませんので、安心して取引できます。
ビットフライヤーで出金できないときの原因と対策
bitFlyer(ビットフライヤー)で暗号資産や日本円が出金できない場合、大きく3つの原因が考えられます。
それぞれの原因と対策を詳しく見ていきましょう。
- 取引所の制限で失敗するケース
- クイック入金後の制限
- 最小出金数量による制限
取引所の制限で失敗するケース
先ほど説明したトラベルルールの導入により、一部の取引所への送金ができなくなっています。
海外取引所への送金を行う場合は、メタマスクなどのプライベートウォレットを利用することで送金をすることができます。
>>>【初心者も安心】Metamask(メタマスク)の使い方・始め方を完全解説
クイック入金後の制限
ペイジーやコンビニでのクイック入金を利用すると、入金額と同額の暗号資産に7日間の出金制限がかかります。
理由は不正入金やマネーロンダリングを避けるためです。
- ペイジー入金(手数料330円)
- コンビニ入金(手数料330円)
- 銀行振込(手数料無料):出金制限なし
※銀行の振り込み手数料がかかる場合もあり
ペイジーとはPay-easy(ペイジー)サービス等を使ったインターネット入金のことです。
コンビニ入金とはコンビニを利用した24時間いつでも即時入金できる仕組みのことです。
最小出金数量による制限
各暗号資産には最小出金数量が設定されており、これを下回る場合は出金できません。
主要な暗号資産の最小出金数量 | |
---|---|
ビットコイン | 0.001BTC |
イーサリアム | 0.001ETH |
リップル | 20XRP |
ポリゴン | 20POL |
ポルカドット | 1DOT |
特にクイック入金を利用する場合は、出金制限にご注意ください。
出金が遅い!原因と待ち時間を短縮するコツ
暗号資産の出金が遅延する場合、主に3つの要因が関係しています。
- 取引所の審査にかかる時間
- 仮想通貨の種類による処理時間の違い
- 承認回数による遅延について
それぞれの原因と対策を見ていきましょう。
取引所の審査にかかる時間
取引所では、セキュリティ確保のため以下の項目を確認しています。
- 通常と異なる大口出金
- 頻繁すぎる出金申請
- 普段と異なるIPアドレスからの申請
- 不正送金の可能性
これらの審査により、出金完了までに時間がかかる場合があります。
仮想通貨の種類による処理時間の違い
各暗号資産には、ブロックチェーンの仕組みによって処理速度に大きな差があります。
暗号資産の種類 | 処理にかかる時間 |
---|---|
リップル(XRP) | 数秒で完了(高速) |
イーサリアム(ETH) | 約12秒~(普通) |
ビットコイン(BTC) | 10分以上(遅い) |
特にビットコインは、混雑時には30分以上かかることもあります。
急ぎの送金には、処理速度の速いリップルの利用がおすすめです。
>>>リップル(XRP)は100万円になる?将来の価格と裁判に注目!
承認回数による遅延について
送金した暗号資産が出金先の取引所で反映されるまでの時間は、取引所ごとに異なります。
これは、ブロックチェーン取引の安全性を確保するためです。
具体例としてビットコインをBybitに送金する場合についてみていきましょう。
①ビットフライヤーでの承認時間:約10分(1ブロック)
②Bybitでの承認時間:約10分(1ブロック)
→合計所要時間:約20分
送金時間を短縮するには以下の方法があります。
- リップルなど高速な暗号資産を利用する
- 送金先取引所の確認ブロック数を事前に確認する
- 混雑時を避けて送金する
【解決】日本円が出金できない時のチェックポイント
日本円の出金ができない状況には、取引所の「入金方法」と「出金時間」による制限という2つの主要な原因があります。
入金方法による制限は、先ほど説明した「クイック入金」による入金額と同額の暗号資産に7日間の出金制限というものです。
出金時間による制限
■平日の場合
- 14時30分まで:当日または翌営業日に反映
- 14時30分以降:翌営業日以降に反映
■土日祝日の場合
- 通常より処理に時間がかかる可能性あり
- 翌営業日以降の対応となる
ビットフライヤーの外部アドレスに関する疑問
bitFlyer(ビットフライヤー)に関する疑問についてみていきましょう。
- 本人確認は必要?
- 外部アドレスとは?
- ビットコインを日本円に換金する方法とは?
- 出金手数料はいくらかかる?
- 暗号資産の出金時間は?
- メタマスクへの送金手順は?
- 海外取引所への送金手順とは?
本人確認は必要?
bitFlyer(ビットフライヤー)での出金を含むすべてのサービス利用には、本人確認が必要になります。
外部アドレスとは?
外部アドレスとは他の取引所やウォレットなど、bitFlyer(ビットフライヤー)以外への暗号資産送金時に使用する受取用アドレスのことです。
ビットコインを日本円に換金する方法とは?
ビットコインを日本円に換金する方法は以下の方法です。
- ホーム画面から「販売所」タブを選択
- 「現物(BTC/JPY)」を選択
- 「売る」をタップ
- 数量を入力して「売り注文へ進む」
- 「売り注文を出す」で完了
出金手数料はいくらかかる?
出金手数料は以下の通りです。
取引所 | ビットフライヤー | コインチェック | |
---|---|---|---|
日本円の出金手数料 | 220円〜770円 | 407円(一律) | 無料 |
ビットコイン送金手数料 | 0.0004 BTC | 0.0005〜0.016 BTC | 無料 |
イーサリアム送金手数料 | 0.005 ETH | 0.005〜0.16 ETH | 無料 |
リップル送金手数料 | 無料 | 0.15 XRP | 無料 |
出金を行う際は手数料が無料のGMOコインがおすすめです。
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暗号資産の出金時間は?
銘柄とネットワークの混雑状況により変動します。
暗号資産の種類 | 処理にかかる時間 |
---|---|
リップル(XRP) | 数秒で完了(高速) |
イーサリアム(ETH) | 約12秒~(普通) |
ビットコイン(BTC) | 10分以上(遅い) |
メタマスクへの送金手順は?
- メタマスクのウォレットアドレスを確認
- ビットフライヤーで送金先として登録
- 送金手続きを実行
メタマスクへの送金、メタマスクからの送金について知りたい方はこちらを参考にしてください。
海外取引所への送金手順とは?
- 送金先取引所のウォレットアドレスを確認
- ビットフライヤーで外部アドレスとして登録
- 送金を実行
ただし、トラベルルールにより一部の海外取引所への送金には制限があることにご注意ください。
まとめ:ビットフライヤーの出金制限に注意
2023年6月の法改正以降、ビットフライヤーでは出金や送金に関するいくつかの重要な制限が設けられています。
特に、トラベルルールによる取引所間の送金制限や、クイック入金後の7日間出金制限には注意が必要です。
手数料を最小限に抑えるためには、三井住友銀行口座の利用や3万円以上でのまとめ出金、リップル(XRP)などの送金手数料無料のGMOコインを利用するのがポイントです。
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