「Defiのインパーマネントロスってどういうこと?」
「高い利回りの危険性って?どういう仕組になってるの?」
「難しい計算式を覚える必要はあるの?」
「LPをリスクを抑えて組むにはどうすればいいの?」
これらの悩みがある人はぜひ最後まで読んでください。
僕も最初は高いAPY・APR(利回り)に飛びついて失敗した経験があります。
最初にインパーマネントロス(IL)をざっくりとでもわかっておくと、その失敗は減るのではないかと思いこの記事を書いています。
これを知っておくことで、高利回りのプール、俗にいう「ラグプル」(詐欺)に引っ掛かるのが少なくなるのではないかと思うからです。
難しい用語はできるだけ使わず書いています。専門的な内容を知りたい方はご容赦ください。
Defiで月5万円コツコツと稼いでいるshunshunがお伝えします。
https://s-kai-hunoh64.com/defi%e3%82%92%e3%81%af%e3%81%98%e3%82%81%e3%82%8b%e6%99%82%e3%81%ab%e4%bd%bf%e3%81%86%e4%bb%ae%e6%83%b3%e9%80%9a%e8%b2%a8%e5%8f%96%e5%bc%95%e6%89%80%e3%80%90%e5%be%b9%e5%ba%95%e6%af%94%e8%bc%835/1インパーマネント・ロスとは
インパーマネントロス(Impermanent Loss) とは、PancakeSwapなど分散型取引所(DEX)で複利収入を得る際に発生する損失です。
- 変動損失の仕組み
- 変動損失の計算方法
- そもそもLPについて
この3点について説明していきます。
2 インパーマネントロスとLPをわかりやすく説明
LPとはDEX(PancakeSwapやUniSwapなど)に流動性を提供することです。
例えば、ビットコインとイーサリアムなど2つのトークンをペアにして流動性を提供します。
2-1 LPからインパーマネントロスのイメージをつかむ
PancakeSwapに仮想のshunトークン(1ドルと仮定)が存在しているとします。ではこのshunトークン+USDC(ドルに連動しているステーブルコイン)のプールに流動性を提供するとします。提供したのは2ドルとなります。

2-2 インパーマネントロスのデメリット
①shunトークンが暴落した場合(1ドル→0.01ドル)
「新興プラットフォームのトークン」+「ステーブルコイン」のペアなどは高い利回りがでていることが多いです。
Defiの世界では1/100もざらにあります。(円安や円高が進んでもこれほど大きい変動がないため最初はイメージがつきにくい)
shunトークンが暴落した場合、この時にプールの中にはUSDCが売られて、shunトークンがどんどんたまっていきます。(下図)

暴落したshunトークンばかりになりこのプール(LP)は価値がほぼなくなってしまいます。
価格が暴落する可能性のあるトークンがペアにある場合は非常に危険ということはLPを組む前に知っておく必要があります。
②shunトークンが値上がりした場合(1ドル→100ドル)
この場合、LPを組まずに単純にshunトークンをもっていれば価値は100倍になりますが、LPを組むと20%ほどの上昇しかしません。
shunトークンが売られ、USDCがプール内に増えるからです。

具体的な数字は計算ツールで計算をするとわかります。
https://dailydefi.org/tools/impermanent-loss-calculator/
細かい数字を覚えておくのは大変なので目安となる数値がBainaceで出ていたので載せておきます「Bincance Academy」
- 1.25倍の価格変動 = 0.6%の損失
- 1.50倍の価格変動 = 2.0%の損失
- 1.75倍の価格変動 = 3.8%の損失
- 2倍の価格変動 = 5.7%の損失
- 3倍の価格変動 = 13.4%の損失
- 4倍の価格変動 = 20.0%の損失
- 5倍の価格変動 = 25.5%の損失
4倍の変動価格で20%の損失があるんだなと思っておけばいいでしょう!
またインパーマネントロスは、自動的に価格を調節してくれるともいえます。
2-3 インパーマネントロスのまとめ
- トークンが大きく下落する場合はインパーマネントロスに要注意!
- トークンが上昇する場合でもインパーマネントロスは発生する!
- インパーマネントロスは自動的に価格を調整する機能
- 4倍の価格変動で20%の損失だとざっくり覚えておく!
- 困ったら計算ツール!
3インパーマネントロスを計算するためのおすすめツール
でもインパーマネントロスをいちいち計算をするのは面倒ですよね。
また利回りは変動をするし、多数の運用をしている場合は更に面倒(-_-;)
自分の運用している資産のILを自動的に計算してくれるツールがあるのでお知らせします。

このツールはWalletの中身を表示してくれるのでとてもおすすめです。
4 実際にLPを組んでみた様子
PancakeSwapを使って実際にLPを組んだ様子を説明していきます。
CAKEとBNBのペアです。

30%の利回りがあるので、銀行などに比べるととても大きな利益ですが、
インパーマネントロスを考慮する必要があります。
僕は、CAKE・BNBともに現在価格よりも高い時にLPを組んだのでインパーマネントロスの影響をくらっています(-_-;)
単独で持っているよりは、損失は少ないという利点もあります。
Apeboardでみてみるとこのような感じになります。

CAKEの価格がLPを組んだ時に比べ、大きく下落をしているので、CAKEが増えてBNBが減少しているのがわかります。
LPは解体をしなければ、有効なので一方のトークンが変動しても元の価格に戻った時に解体をすればILの損失は抑えられます。(CAKEが戻ってくるのを待っている)
https://s-kai-hunoh64.com/pancakeswap%ef%bc%88%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%82%ad%e3%82%b9%e3%83%af%e3%83%83%e3%83%97%ef%bc%89%e3%81%ae%e5%a7%8b%e3%82%81%e6%96%b9/5 リスクを抑えたLPを組み方とLPのメリット
① 上昇を見込める通貨のLPを組む
変動はすれど価格が上昇に転じやすいものであればLPを組んで高い利回りを得るというのも一つの手段です。
BTCとETHのペアであればどちらが増減しても嬉しいですし、価値が大きく減少することも考えにくいです。

② リスクを抑えるステーブルコイン同士のLP
例えばUSDCとUSDTのペアです。

もちろん、他のペアと比べると利回りは大きくはありませんが銀行の低金利に比べれば比べ物にはならないくらいいいです。
日本の銀行は0.001%と比べるとなんと、5190倍です…
もちろん、ハッキングのリスクはゼロではありません。
リスクは銀行に比べると高いですが、日本円が全資産よりは分散させるという観点は大事だと僕は思います。
5-1 LPのメリット
LPを組むということは流動性を提供することなので、DEXやプラットフォームのトークンを得ることができます。(ファーミング)
またその価格が上昇していけば、リターンは大きくなります。
まとめると
- インパーマネントロスを受けにくい、上昇が見込まれるトークンでLPを組む
- ステーブルコイン同士のLPを組む
- ファーミングの利益を得る
正しい知識を身につけ、リスクを抑えてDefiで資産運用をしていきましょう!